クラロウォールナット(学名:Juglans hindsii )は、アメリカのカリフォルニアからメキシコにかけての西海岸の一部に自生するウォールナット(くるみの木)の一種です。
また、特徴的な瘤杢(バール)を有することから、ウォールナット・バール(Walnut Burl)とも呼ばれています。 
成長が早く丈夫な事から果樹木(クルミ)の母木として利用されています。
このクラロウォールナットに美味しい実をつける西洋グルミ(ヨーロピアンウォールナット)の枝を接ぎ木して果樹園で栽培されています。
果樹木であるため、その接ぎ木の跡が残っています。
クラロウォールナットとヨーロピアンウォールナットでは、その成長スピードが違う(ヨーロピアンの方が遅い)ため、
行き場の失ったエネルギーが作用し独特の杢を生み出します。
また、野生木を伐採したものでは無い為、自然環境にやさしい木材といえます。
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